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「宮沢賢治・イーハトーヴへの旅」 旅程表

 01, 2015 17:13
イーハトーヴ


 このコーナーでは、作家、宮沢賢治の作品や宮沢賢治について書かれた評伝を紹介しています。キーワードは「イーハトーヴ」です。

(光村図書 「国語」小学6年より)


 「イーハートーヴ」とは、宮沢賢治が物語の舞台にした空想の世界のことです。実際の岩手県をモデルにしたと言われています。上に引用した素敵な地図は、畑山博さんが描かれたものです。宮沢賢治の物語の数々が、このイーハトーヴという地で展開していることがよく分かります。

 そんなイーハトーヴの世界を旅しながら、作品を味わい、現代社会にも通じるテーマを見つけていけたらなと思っています。宮沢賢治について書かれた評伝も紹介していきます。私自身、宮沢賢治についてはほとんど知識がない状態からのスタートです。たくさんの作品に触れていきたいと思います。




#1 「やまなし」 (前編) ( 2015.3.29 )

#2 「やまなし」 (後編) ( 2015.3.30 )

 記念すべき最初の作品は「やまなし」です。聞き覚えのある方が多いのではないでしょうか。小学校6年生の教科書に掲載されている作品です。やまなしの香りがただよってきそうな作品。宮沢賢治の卓越した感性を味わいました。

#3 心を通い合わせて -評伝・宮沢賢治 ( 2015.3.31 )

 宮沢賢治について書かれた評伝、「イーハトーヴの夢」を紹介しました。「やまなし」とセットで教科書に掲載されています。宮沢賢治の生涯と作品に込められたメッセージについて、分かりやすく解説されていました。

#4 「注文の多い料理店」 ( 2015.4.13 )

 代表作の1つ、「注文の多い料理店」です。読書感想文で読んだ、という方も多いかと思います。人間も動物も植物も命は平等、そんな賢治の思想が色濃く反映されています。

#5 「宮沢賢治のちから」 ( 2015.4.22 )

 宮沢賢治について書かれた新書を取り上げました。私のような入門者向けの内容でしたね。宮沢賢治の作品を語る上で欠かせない3つのキーワード、という形でまとめてみました。

#6 「どんぐりと山猫」 ( 2015.5.8 )

 今までとは打って変わってとても楽しいお話です。山猫からある「さいばん」に出てほしいと手紙をもらった一郎くん。山に行くと、そこには「どんぐり」がいて・・・!?争いの無益さを説いた短編です。

#7 「セロ弾きのゴーシュ」 ( 2015.5.17  )

 人間が動物から「気付き」を得るお話。音楽をテーマにしており、宮沢賢治の研ぎ澄まされた感性が垣間見えるかっこうとの会話の場面にも注目しました。

#8 「永訣の朝」 ( 2015.5.31 )

 初めて詩を扱いました。教科書にも掲載されている、「永訣の朝」という詩です。特徴的なリフレインやローマ字など、解釈が難しいですね。渾身の1行につながるまで、私なりに解釈してみました。

#9 「からすの北斗七星」 ( 2015.6.17 )

 戦争をテーマにした作品は少ないそうです。からすが北斗七星にささげた祈りの内容とは?そして、賢治がそこに込めたメッセージは?美しい描写の数々が、物語の次元を高めます。

#10 「北守兄弟と三人兄弟の医者」 ( 2015.7.4 )

 宮沢賢治のメッセージがシンプルに伝わってくるお話です。童話らしく、小気味よいテンポで進むストーリーも魅力的。ただ、漢詩をルーツにしているので、冒頭は少し読みにくさがあるかもしれません。

#11  争いと競争のはなし ( 2015.7.21 )

 第6回で紹介した、「どんぐりと山猫」を再読してみます。専門家の方の解釈を参考にしながら、「健全な争い」と「醜い争い」について考えていきます。

特別編 「注文の多い料理店」の読書感想文を書こう! ( 2015.8.11 )

 読書感想文関連で「注文の多い料理店」への検索が急増していることを受け、急きょ作った記事です。「注文の多い料理店」は第4回で読んでいますが、こちらの記事は読書感想文を意識した実践編です。

#12 「ツェねずみ」 ( 2015.8.31 )

 性格が最悪のねずみが登場します。自業自得としか言えないような哀れな結末になっていますが、「ああ、こんな性格だと嫌われるんだな」という風に、教訓に捉えるのもいいと思います。

#13 「いちょうの実」 ( 2015.9.28 )

 季節もすっかり秋になったころに。朝の冷たい空と共に描かれるいちょうの実たちの旅立ちの時―。美しい表現と共にお楽しみください。

#14 「雪渡り」 ( 2015.12.06 )

 更新がすっかり滞っている間に、季節は秋を通り過ぎ、冬になりました。ということで、冬に読みたい一編を紹介します。きつねと人間が心を通い合わせる、温かくも少し皮肉の混じった佳編、『雪渡り』です。

#15 「よだかの星」 ( 2015.12.27 )

 宮沢賢治が生涯にわたって問い続けた「自己犠牲」-。それがもっとも色濃く、儚く、そして美しく描き出された作品の1つがこの「よだかの星」だと思います。胸がかきむしられるような思いに耐えながら読んでいきます。

#16 「黄いろのトマト」 ( 2016.1.17 )

 宮沢賢治の素晴らしい感性を、「色」の描写を通じて感じることのできる作品です。ガラス瓶の「茶」、深い海の「青」、そして燦然と輝きを放つトマトの「黄」。色とりどりの「イーハトーヴシアター」にご案内します。

#17 「なめとこ山の熊」 ( 2016.2.22 )

 小川洋子さんのラジオをきっかけに選んでみました。第4回の「注文の多い料理店」とも絡めて読んでいます。資本主義への憎しみ。殺生への憎しみ。そんな憎しみまでもを美しさに昇華させる、宮沢賢治の真骨頂です。

#18 宮沢賢治のオノマトペ・ラボ (2回シリーズ) スペシャル! ( 2016.3.23~ )

コーナーの1周年を記念したスペシャル企画です。宮沢賢治の作品に登場する数々の「創作オノマトペ」に着目し、その秘密に迫ります。前編は「実験編」、後編は「鑑賞編」となっています。

#19 『宮沢賢治の食卓』 魚乃目三太 ( 2017.4.16 )

 「食」にフォーカスして宮沢賢治の生涯を描いた素敵な漫画をご紹介します。温もりあふれる作者の絵で賢治の人間味ある部分に触れると、賢治のことがもっと好きになれるはずです。

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  •   01, 2015 17:13