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ぼっち論考 〔後編〕 「孤独と親友」

 30, 2015 21:53
 来館者数100人突破!どうもありがとうございます、おともだちパンチです。数字が3つ並んでるよ~♪ 笑 次は数字が4つになる日を夢見て頑張っていこうと思います。

 さて、今回は「ブックディスカッション」の後編です。今回のテーマは「ぼっち」。テーマに関連した本を2冊紹介していました。紹介していたのは以下の2冊です。

なぜ若者はトイレで「ひとりランチ」をするのかなぜ若者はトイレで「ひとりランチ」をするのか
(2010/06/15)
和田秀樹

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孤独の価値 (幻冬舎新書)孤独の価値 (幻冬舎新書)
(2014/11/27)
森 博嗣

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前編はこちらからどうぞ前編「良い子悪い子便所飯」

では今日も、この図書館のマスコットキャラ、ブックとラブ(プロフィールにいる二匹の犬です)に紹介をしてもらいましょう。

後編 孤独と親友

ラブ   森博嗣さんの「孤独の価値」を見ていたんだったね。孤独=寂しい=悪というイメージに森さんが異を唱えていたってことだけど、具体的にはどんなことが述べられているの?

ブック  うん、森さんが言っているのは「ステレオタイプの虚構」だよ。

ラブ   ステレオタイプの虚構? あ・・・なんとなく分かるかも。なんかテレビとかで「絆」「つながり」が強調されているとか、そういうことじゃない?前のフェイスブックのCMもすごかったよね。「みんなあなたの友達」なんてフレーズを怒涛の連呼!友達って言葉、何回出てたかしら・・・。

ブック  そうそう、鋭いね。森さんも、そういった「絆」や「つながり」のごり押し、感動のテンプレートばかり流すメディアに着目して、孤独が悪いものと決めつけられている原因があるんじゃないかと指摘してるよ。こんなことが書かれてる。

あまりにも、メディアに流れる虚構が一辺倒だ、ということに最大の問題があるだろう。(中略)一般の人はこうは考えないよね、と決めつけてしまっているからだ。


少数派であっても、その生き方や価値観を無視してはいけない。仲間や家族が人生で最高に大切なものでなくても、けっして異常ではないし、また寂しいわけでもない。それ以外にも、楽しさはいくらでもあるし、また美しいものだって沢山ある。そういったものを、ときには認めることが必要なのではないか、僕は強く感じている。



ラブ   そうだよね。今までは思い込みに支配されていたかも。「洗脳」って言ってもいいかもしれない。

ブック  うん、前回見たように、教育方針の影響もあるし、森さんがいうような虚構のステレオタイプもある。森さんはそういったものをゼロから捉えなおしているだけでなく、「寂しさ」「孤独」という感情にも新たな光を当てているんだ。孤独は精神を深め、人間を成熟させることができる時間で、人間だけが持つ特別な感情だって定義してる。それに、こんなことも。

「賑やかさ」から「寂しさ」へのベクトルは、「洗練」でもある。そこを推し進めるのは「成熟」であり、今風の表現で言えば、「大人の美」なのだ



ラブ   ああ・・・なんか達観してるね、達観。あたし、明日から孤独を極めようかしら・・・。

ブック  ちょっ、ちょっと待ったぁ!(なんかまずい方向に行ってるよ・・・) 孤独になろう、っていうんじゃなくて、他に大切なことがあったんじゃなかったっけ?ほら、今日のタイトル・・・

ラブ   タイトル?「孤独と親友」・・・そうか、大切な親友の存在だね!

ブック  そうそう(ふぅ・・・)。森さんの素晴らしいところは、自分が一人で生きていけると勘違いするんじゃなくて、周囲への感謝、社会への貢献といった大切なことは忘れていないところだと思うよ。孤独を上手く内包したうえで、協調を求める場面では求めるっていうスタンスがいいよね。

ラブ   孤独を上手く内包、か。いい言葉だね。そういえば、あたしが読んだ和田秀樹さんも、少なくても自分のことをわかってくれる、「親友」の大切さを言っていたわ。

むしろ大切なのは、自分に注目してくれる「ひとりの親友」を持つことだ。(中略)「真の自己」を受け入れてくれる相手がいれば、本音での語り合いを通じて、自分自身の価値観や個性に自信を持てる。すると次第に、他人の目など、ほとんど気にならなくなる。



ブック  孤独を内包しつつ、自分を理解してくれる「親友」をひとりでもいいからつくる、そういうことだね。浅くて広い人間関係より、深くて狭い人間関係、ともいえるかな。

ラブ   ブックくんキレッキレじゃない!きれいにまとまってよかったね。ちょうど時間も来たみたいだよ。



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はい、2人が上手くまとめてくれましたね。孤独の価値というものを捉え直し、孤独の時間も大切にしながら、つながるべきときはつながる、交わるべき時は交わる、そんな生き方ができたらよいな、と思います。「ブックディスカッション」いかがでしたか?今後も続けていく予定なので、どうぞお楽しみに。
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森博嗣,



  •   30, 2015 21:53