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図書館だより 2015年10月号

 02, 2015 21:59
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月もたくさんの訪問ありがとうございました

 やっぱり私は読書が好きなんだな、としみじみ思っています。

 9月はちょっと考えるところがあって、ブログの更新頻度を今までより減らすことにしました。というのも、ブログを書きながらちょっとモヤモヤというかイライラしていることが8月の終わりから続いていたからです。私は何にイラついているのだろう、と考えていたのですが、どうやらその原因が「ブログを始めてから読書量が減ったこと」ではないか、という考えにたどり着きました。

 ブログを更新して他の方のブログへの訪問をしていると、平気で2時間は超えてしまいます。当然そのツケが1日の他の部分に回ってしまうわけで、私は自分の読書量が減っているということにようやく気付きました。量が減っても質の高い読書ができれば・・・とも考えたのですが、やはり私はたくさん読みたい人間のようで、積み重なってきたものがイライラになっていたようです。ブログの更新のために急いで本を読み終える・・・なんてこともあって、今思うと量だけでなく質も低くなる最悪なことをしていたと思います。

 ブログに費やしていた時間を読書に、あと少しは勉強にも回しました。そうしたら驚くくらいイライラが消えました。理由は単純で、ブログを書くこと以上に本を読むことが好きだからだと思います。それと、ブログだけでなくネットをする時間も以前の半分くらいに減らしてみたのですが、自分が思った以上にネットに体力を奪われていたこと、ネットに気力をそがれていたことが分かりました。ネットを断ち切ろうといった極端なことは言いませんが、最近は「必要最低限」を心がけています。

 最近は本当に楽しく読書をさせてもらっています。ブログとネットの時間が減った分、1冊の本をじっくり読んだり、本を持って公園に出かけたりと読書ライフが充実してきました。ブログの更新が減ってそれ以上に他の方のブログへの訪問が減っていますが、今の状態で行かせてもらおうと思います。読書も勉強もとてもいい感じなので、これを崩すことのないようにします。

 当たり前のことですが、ネットが充実していることより現実が充実していることのほうがずっと大切なはずです。



内容変更のお知らせ


★先月まで発表していた「先月の訪問者」と「人気記事ランキング」は今月から省略させていただきます

 上に書いているような心境の変化があって、アクセス解析やFC2ブログの「訪問者リスト」は現在ほとんど見なくなりました。今は記事の更新をして、他の方のブログをいくつか見た後はすぐにパソコンをしまっています。ということで、訪問者の数やアクセスが多かった記事を紹介する今までのコーナーは今月から省略したいと思います。

 そのかわりに、今月からは新しいコーナーを作りました。

先月のベスト記事 & ベスト本



 「先月のベスト記事」は、先月書いた記事の中から最もよく書けたと思う記事を選びます。アクセス数はほとんど見なくなったので、私自身の「いいものが書けた!」という手ごたえと、訪問者の方からの反応を見て決めようと思います。

 「先月のベスト本」は先月読んだ本の中から最もよかった本を発表します。小説部門と、小説以外の本部門の2つに分けて発表しようと思います。

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 ブログと「距離感」~長く続けるために~ (9月17日)

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 9月17日に書いたコラムです。先月はこの記事がダントツという感じで、ベスト記事を選ぶのには困りませんでした。

 いい記事の条件は、「真剣に記事を読んだ人から真剣なコメントがつくこと」だと思っています(他の方に真剣なコメントを書いてもらうというのは、かなり難しいことだと思います)。この記事にはそんな真剣なコメントを4つもいただきました。私が書いた記事以上にコメント欄が充実していて、そのことが一番うれしいです。この記事はメモを作ったり上にもある表を作ったりとかなり手が込んだものだったのですが、やっぱり力を入れるといい反応がもらえるのだな、と改めて思っています。

 他人に書いた記事のようですが、実はかなり自分に向けて書いた記事になっています。冒頭にも書いたようなイライラからこの記事を思いついて、少しブログに依存気味だった自分を改めるように自分に向けて言葉を投げかけました。

 依存の怖いところは、依存している本人がそれを自覚できず、「自分は違う」などと思ってしまうことです。今から思えば、私は明らかにネット依存でありブログ依存でした。「あなたはネット依存なんだ、ブログ依存なんだ」、そう言ってまず自分に気付かせることに、依存からの抜け道があるのだと思います。 この記事を書いた後に更新頻度を減らしたりブログ訪問を減らしたりということを始めたのですが、この記事のおかげでスムーズに減らしていくことができました。

 
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小説部門

 「スクラップ・アンド・ビルド」 羽田圭介さん(9月5日)

スクラップ・アンド・ビルド
羽田 圭介
文藝春秋
売り上げランキング: 139


 芥川賞を受賞した羽田圭介さんの「スクラップ・アンド・ビルド」を選びました。老人を疎ましく思ってしまう若者の気持ちが痛いほど分かって共感できました。世代間の溝というテーマは誰にとっても無関係ではないので、ぜひ多くの方に読んでいただきたい作品です。

 ところで、他の人と話しているとたまに悔しい思いをします。「火花じゃないほう」「又吉じゃないほう」・・・そんな風に言われるからです。「火花じゃないほう」ではなく「スクラップ・アンド・ビルド」。「又吉じゃないほう」ではなく「羽田圭介さん」。羽田さんは「又吉さんと同時受賞で(自分も注目されて)ラッキーだった」という素晴らしいコメントをされているのですが、私としてはやっぱり悔しいです。作家さんはそれぞれの思いがあって作品を書いておられるので、「○○じゃないほう」なんて呼ばれ方がなくなるように祈っています。

小説外部門

 「絶望の国の幸福な若者たち」 古市憲寿さん

絶望の国の幸福な若者たち
古市 憲寿
講談社
売り上げランキング: 14,481


 「スクラップ・アンド・ビルド」と若者つながりになりました。こちらは若者をテーマにした社会学の本です。小説以外の本はレビューを書くのに時間がかかるので、まだ紹介できていません。この本は10月の上旬に紹介する予定です。

10月の予定・お知らせ


★ 次の特集は、「読書の秋 私がやりたい7つのこと」です!

 現在開催中の特集「100万分の1回のねこ」がそろそろ終盤にさしかかろうとしています。次の特集が決まりました。次の特集は、「読書の秋 私がやりたい7つのこと」です。

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 私は秋になったら毎年「読みたい本リスト」を作っています。10月から11月にかけて、その読みたい本を1つずつ消化しながら読書の秋を楽しんでいます。今年からブログを始めたということで、リストを公開して特集にすることにしました。

 1つ1つのトピックに関しては、今後コーナーのページを設けるのでそこで説明します。今回は英語の本や世界を代表する文学作品も含めてみました。これからここに書いた本を読んでいくのが楽しみで、本当にワクワクしています。ここに書いた本は、レビューにも工夫を凝らしていこうと思います。

★ コーナー入れ替えのお知らせ

<終了するコーナー>

○○社会学
a portrait of life

 上の2つのコーナーは9月をもって終了します。コーナーを始めておきながら全然更新ができなくて申し訳ありませんでした。コーナーだけ作って放置なんてだらしないなあと自分でも思っていたのですが、これらのコーナーは1つ書くのにすごく時間がかかるので、最近は手を付けられないでいました。「ブックレビュー」でも似たようなことをできるので、今後はブックレビューに吸収させようと思います。

<新しく始まるコーナー>

新コーナー 「家族点描」

家族点描


 新しいコーナーは、私が今とても興味を持っている「家族」をテーマにしたコーナーです。私が詳しい分野である文学と社会学をミックスさせたコーナーにします。文学のほうでは、小説に出てくる家族の姿から家族のあり方について考えます。社会学のほうでは、「家族社会学」と言われる分野の本を中心に、社会学の視点から家族について考えていくつもりです。

 こちらのコーナーは比較的更新しやすい(いつものように本を読むだけ)ので、前のように数か月更新できないということにはならないと思います。「教科書への旅」と「宮沢賢治・イーハトーヴへの旅」がすごくいい感じで定着してきたので、このコーナーもそこに仲間入りできるように、今度は大事に育てていこうと思います。

 このブログでは通常のブックレビューの他に特集やコーナーを作っていますが、これは私なりのこだわりです。ブックレビューだけだとどうしてもマンネリ化してくるので、いろいろな企画を挟むようにしています。本の紹介一つとってもいろいろなやり方があると思うので、今後も知恵を凝らしたいと思います。



オワリ

おともだちパンチのツイッター
 最初は140文字という制限が短すぎるように思えてあまり乗り気ではなかったのですが、最近は楽しくやっています。ブログと合わせてぜひご覧下さい。先月は、「宮沢賢治と小川洋子さんが好き」という私と全く好きな作家が同じ方とお話できたことがうれしかったです。

おすすめの記事10選
 「クリック回数」なるものを見てみると、かなりクリックされていました。初めてこのブログに来た方が興味を持って見てくださっているのだと思います。10月に入ったので、近日中に内容を入れ替えるつもりです。

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  •   02, 2015 21:59