HOME > 過去のコーナー・その他 > title - これは名案!「本の福袋」

これは名案!「本の福袋」

 04, 2015 22:05
 今日は本にまつわるニュースを紹介する「ブックニュース」のコーナーです。「これは名案!『本の福袋』」と題して、先月ニュースでも取り上げられ話題になった本の福袋について見ていきたいと思います。




22.jpg
※画像はイメージです

 先月NHKの「ニュースウォッチ9」で紹介され、話題を呼んだ「本の福袋」。これは、全国各地の図書館で行われている試みで、あるテーマに沿って図書館の職員の方が選んだ本を「福袋」に入れ、中身が分からない状態で貸し出そうというものです。
リンク  ニュースウォッチ9 2015.1.6

 この面白い試み、たくさんの図書館で行われています。私がふだん行っている図書館ではやっていない企画だったので、「こんな面白い企画があるんだ」とちょっぴり感動しました。

 その魅力は、福袋の「何が入っているかわからない」ワクワク感と、新たな本の出会いという点にあると思います。例えば、ニュースウォッチ9で紹介された図書館では、「数学を楽しもう」というテーマの福袋に、「ハッピーになれる算数」「数学ガールの秘密ノート」といった本が入っていました。福袋を開けた女性が喜んでいます。

「絶対、この本棚に行かない。
図書館は、あまりにも大きすぎて回るだけでも時間がかかる。
何を選ぶか、運に左右される。
図書館の方の目で選んでもらったので、感性に委ねてみようというのはいい方法。」



 自分で選ぶとしたら絶対選ばないような本が入っているこの福袋。 読書の傾向というのはついつい偏ってしまいがちですが、こんな風に新たな本との出会いを演出してくれるような粋な試みがあるんですね。家からいける範囲で福袋を置いている図書館はないかな・・・と探してみたくなります。

 この女性が「図書館の人の感性に委ねる」とおっしゃっていますが、これもまた、読書の大きな楽しみです。人から勧められた本を読むときって、なんだかワクワクします。その本を楽しむことはもちろんなのですが、その本を勧めてくれた人のことも考えながら読むので楽しさが2倍になるのだと思います。「目は口程に物を言う」ならぬ、「選んだ本は口程に物を言う」ですね。その人の心の中が垣間見られるようで、とても楽しい時間です。

 福袋の装丁にも心がこめられている、というのがいいですね。他の記事には福袋の装丁についても書かれています。
リンク  ライブドアニュース2014.12.19
 図書館の利用は近年伸び悩んでいるそうですが、その回復のカギを握るのは、やはり図書館が「心と心の通じる場」になることが必要だと思います。僭越ながら、このブログも「図書館」と名乗っています。皆さんの心の片隅に少しでも残るレビューが書けますよう・・・。




 偏りのないように図書館で本を選ぶ、ということですが、私も自分なりに工夫をしています。

23.jpg

 図書館では本を5冊借りて、大体2週間で返します。5冊の内約は小説3冊、小説以外2冊にして、小説以外のジャンルの本も定期的に読むようにしています。

 さらに、小説3冊のうち2冊はいつも読んでいる「おなじみ」の作家さん、あと1冊は初めて読む作家さんの本という自分ルールを作っています。おなじみの方の作品を安心しながら楽しみつつ、新たな作家さんとも毎回出会えるので、結構お気に入りのローテーションです。

 小説以外の本は、新書やノンフィクションなどなど・・・。時事問題から入っていくことが多いです。一時期は、なんと目をつぶって新書の本棚からランダムに本を選ぶ(!)なんてことをしていた時期もありました。その時手に取ったのは、「儒教思想のなんたらかんたら・・・」という本。

 その本を読みながら当然のごとく「寝落ち」してしまったのは今ではいい思い出です 笑。
スポンサーサイト





  •   04, 2015 22:05